どーも、キッズダンク(@kidsdunk2020)です。
自分の子供にお金で苦労させたくない親は多いと思います。(ちょっとは苦労してほしいとは思ってますが・・・)
そんな子供に財産を渡すタイミングで一番多いのはいつでしょうか?
そうです、遺産相続の時です。
ただ親が死んで遺産として財産を渡すことが最適なタイミングなのでしょうか。
どうせなら最適なタイミングで子供に財産を渡したいですよね。
そこで、この記事は財産を渡す最適なタイミングについて考察します。
結論としては、子供が26歳から35歳の間が最適となります。
この記事で得られること ・独り立ちした子供にいつお金を渡すか ・人がお金を欲しがる(不足する)タイミングがいつか
もくじ
子供にいつお金を渡すか
子供にいつお金を渡すのが最適なのでしょうか。
お金が必要(不足)している、かつお金を適切に使えるタイミングが最適ですよね。
子供の年齢(+親の年齢)で1つ1つ考えてみましょう。
※親の年齢は子供+30歳と仮定してます。
0歳~15歳(子供:10歳前後、親:40歳前後)

子供が産まれて中学生あたりです。
この時期に大金を手に入れても、オモチャ、ゲームなど浪費される可能性が高いです。
未成年では資金の管理をするのは難しいです。
16歳~25歳(子供:20歳前後、親:50歳前後)

子供が高校生、大学生、社会人あたりです。
親として、このころは学費がかさむ時期です。
特に大学を目標に積み立てなどしている親も多いため、ここでプラスの金額を出すのはきついです。
子供側としても大学、社会人と今後の方向性を決める時期なので、ここで大金が入ると道を誤る人が出る可能性があります。
例えば就活中に500万渡したら、しばらく働かなくてもなんとかなると思ってしまい、就活を適当にしてしまうなどなど。
26歳~35歳(子供:30歳前後、親:60歳前後、孫:0歳前後)

ここが最適なタイミングです。
子供側で結婚、出産など人生のイベントが多い時期です。
結婚式を挙げたり、出産準備や産休育休などで給料などが減る可能性もあります。
また働きはじめなのでお金が少ない時期でもあります。
このころには資産の管理はできているし、親側も老後を見据えてほどほどにどれぐらいのお金を渡せるか見通しが立てやすい。
子供にとっても100万あればプラス1万する家賃の家を借りたり、職場に近い家を借りたり、家を買ったりしやすい。
このころが最適なタイミングです。
36歳~45歳(子供:40歳前後、親:70歳前後、孫:10歳前後)

このころは子供も安定的な収入を手に入れているころです。
ただ孫が学費などかかるようになってきているので、まだまだお金が欲しい時期です。
この時期が最適なタイミングの次点でしょう。
46歳~55歳(子供:50歳前後、親:80歳前後、孫:20歳前後)

このころは親側がもう生きているかわかりませんね。
厚生労働省によると2019年の平均寿命は男性:81.4歳、女性:87.5歳となっています。
50歳前後の子供はすでに人生後半戦です。
人によっては孫が大学に入学する時期なので、ここも最適になるかもしれません。
ただ子供側もそれに向けて貯金をしているはずなので、ここで渡すと老後資金になる可能性もあります。
税金の観点からも生前に贈与が好ましい
親が亡くなったあと、相続される場合は相続税がかかります。
最低でも10%、最大55%も取られます。(控除額も金額によってはあります)
ただ生前に渡すと贈与税がかかります。
こちらも10%から55%かかりますが、基礎控除額110万あります。
これは簡単に言うと年間110万までなら税金かからないよってことです。
計画的に贈与できるのであれば、毎年110万ずつ渡していけば、税金取れらずに財産渡せます。
※逆説的ですが、税金がかかってしまったなら絶対に払ってください、脱税は犯罪です。
考えよう、最適なタイミングはいつか
1つ1つに考察してみましたが、おすすめ度としては以下になります。
- 子供の年齢 おすすめ度
- 0 歳 ~15歳 ★
- 16歳~25歳 ★★★
- 26歳~35歳 ★★★★★
- 36歳~45歳 ★★★★
- 46歳~55歳 ★★★
個人的な主観でしたが、いかがでしょうか。
遺産相続のみと思考停止せず、最適なタイミングを考えていきたいですね。
ちなみにこのような考えをさせてくれたのは以下の本です
「DIE WITH ZERO(ゼロで死ね) 人生が豊かになりすぎる究極のルール」
もし興味があれば読んでください。
資産の渡し方のおすすめは以下の記事で書いてます。
それでは、キッズダンク(@kidsdunk2020)でしたー!!