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ジュニアNISAのすすめ -子供と一緒に投資を勉強しよう-

どーも、キッズダンクです。

前回記事で「子供にいつ財産を渡すべきか」を書きましたが、どうやって渡せばいいでしょうか。

※前回記事はこちら

ずばり、私のおすすめな方法はジュニアNISAとなります。

※投資は自己責任でお願いします。

この記事がおすすめな人

・子供に財産を渡す具体的な方法を知りたい人

・子供に投資を教えたい人

・ジュニアNISAをはじめたい人

ジュニアNISAとは

ジュニアNISAとはなんでしょうか。

ジュニアNISAとはNISAの子供版です。

では、NISAとはなんでしょう。

NISAとは

NISAとは正式には「少額投資非課税制度」のことです。

わかりやすく言うと「税金がかからず投資できる」と思ってください。

たとえですが、投資をすると以下のように税金がかかります。

例えば、AくんはB社の株を1000円で買いました。

2週間後に1500円になったので売りました。

これでAくんの利益はいくらでしょうか。

答えは500円といいたいのですが、実際手元に残るのは約400円です。

1500円ー1000円=500円で、そこから税金で約20%取られます。

なので500円の20%は100円なので、500円ー100円=400円となります。

この20%の税金がかからなくなる制度がNISAなんですね。

みなさんも会社から給料もらうとき税金ひかれると思いますが、この税金がひかれないとするとかなりお得だと思いませんか。

NISAっていろいろ種類あるの?

NISAといっても3つ種類があります。

NISA(一般NISAともいわれます)、つみたてNISA、ジュニアNISAです。

比較表はSBIネオトレード証券さんのサイトがわかりやすかったので載せておきます。(サイトはこちら

おさえるポイント

 ・年間の非課税投資枠(1年間でいくらNISAに入金できるか):ジュニアNISAは80万

 ・非課税期間(そのNISAがいつまで使えるか):ジュニアNISAは購入後20才になるまで

ジュニアNISAはサービス終了

実はジュニアNISAは2023年で終わる制度です。

理由としては18歳まで引き出せないリスクがあり、申し込みが少なかったからです。

ですが、今ならなんと2024年以降はいつでも引き出せるようになっています。

逆に入金は2023年までしかできません。

2021年から投資すれば、子供1人につき年80万×3年=240万投資できます。

つまり、以下のようなメリットがあり、サービス終了が決まってからジュニアNISAの申し込みは増えています。

 ・2021年時点3年間入金可能(最大240万)

 ・非課税期間が20歳まで(長期間)

 ・いつでも引き出せる(唯一のデメリットが廃止)

財産を渡すのに、なぜジュニアNISAがおすすめか

ジュニアNISAがわかったところで、財産を渡すのに、なぜジュニアNISAがおすすめかを書いていきます。

リターンが大きい(ローリスクローリターン)

よく投資はギャンブルだと思われていますが、そんなことは全くないです。

例えば、金融庁の積み立てNISA説明資料でもそれが表されています。

日本国内、海外の株や債券を分散して20年長期保有していれば、年率2~8%に集約されるというデータがでています。

一方で銀行預金(メガバンク)の金利はだいたい0.001%、どっちがいいか比べるまでもないですね。

※こちらはノーリスクノーリターンですね。

参考URLはこちら(P.8の右側の図)

40代向けの資料ですが、読んでみるとなかなか面白いです。

ちなみに私の子供には2021年で80万投資しました。(おかげで懐が寒いですが)

80万いれて、+6万ぐらいなので約7%リターンできてますね。

ちょっと今は上げ相場なんで出来すぎですが、銀行預金に80万あずけても金利8円にしかなりません。

私のおすすめは「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」(通称オルカン)です。

全世界に投資できるので、これ1つで分散可能です。(詳しくはこちら:交付目論見書

参考までに「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」がどの国に何%投資できるかを載せてみます。

投資する証券会社にもよりますが、100円から投資可能です。

しかも手数料が安いのでおすすめです。

長期間投資できる

子供にとってこれから長い人生です。

その長い人生を投資にかけると複利の効果ですごいことになります。

どれくらいすごいことになるかと例で説明します。

例えば、5歳まででジュニアNISAで240万投資できたとします。

それを20歳まで寝かせるとこうなります。(参考サイト:ファンドの海

※期待リターンは金融庁の2から8%の真ん中の5%とします。

子供が20歳の場合

なんと約500万まで成長します。

では子供が30歳になるまで持っていたらどうでしょうか。

※20歳以上になるとロールオーバーといって、子供がそのままNISAなどで引き継げます。

子供が30歳の場合

なんと約800万です。

これで財産を渡すのはクリアといっていいのではないでしょうか。

参考までに子供が60歳(老後まで)持っていたらどうなるのでしょうか。

ご参考 子供が60歳の場合

なんと3500万、老後問題の2000万は無事解決ですね。

(ここまで持つぐらいなら早めに使ったほうが有効活用できるので、30歳前後で引き出すのがおすすめです)

子供と一緒に投資の勉強ができる

2021年現在最大240万投資できますが、この投資の入金は親から子供の口座に渡すことになります。

1年間で110万は基礎控除といって税金かからないので、年80万のジュニアNISAでは贈与にも税金かかりません。

つまりは子供が投資するも同然です。

投資はよくわからない親も子供のためなら勉強もしますし、子供に伝えていかないといけません。

私自身、親から投資のこと、お金のことなど特に習ったことはなかったです。

なので、このジュニアNISAがお金を教えるきっかけになるかもしれません。

ちなみに私の子供には6歳ですが、少しジュニアNISAのこと話しています。

入学祝いをどうするか聞いたら「NISAに入れる」と言ってました。(今年は使い切ってるので来年入れます)

ジュニアNISAのデメリット

ここまでいいことしか書いてませんが、デメリットもお伝えします。

元本保証ではない

これは銀行預金に馴れている人にはきついかもしれませんが、元本が減る可能性があります。

事実、2020年のコロナショックの際はすべての株などが下がり、先ほどの「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」も12000円から8000円まで落ちました。

ただ、そのあと半年ほどかけて、元の金額に戻ってますので、長期保有していればこのリスクは回避可能です。

子供が小さいうちに最大240万も入金できるか

投資は時間が長ければ長いほど有利です。

ただ子供が小さいうちは、親のお金もなかなか足りません。

そんなときに3年かけて240万も入金できるかが問題となります。

これは児童手当とお祝金(出産祝いや入学祝いなど)を使うことがおすすめです。

児童手当とお祝い金は子供の将来のためと子供の口座などに貯金している人が多いです。

子供のためならジュニアNISAのほうがリターンが高いので、入金してしまいましょう。

3年後にはいつでも引き出せるようになります。

また、入金額が最大240万というだけで、10万でも20万でも無理なく入金できる金額だけでも問題ないです。

子供に投資という財産をあげよう

長々と書いてしまいましたが、まとめると以下のようになります。

 ・ジュニアNISAは税金かからない投資

 ・メリット1:投資はローリスクローリターン(銀行預金よりははるかにいい)

 ・メリット2:長期間投資すると複利効果すごい(55年で3500万!?)

 ・メリット3:子供と一緒に投資の勉強ができる

 ・デメリット1:元本保証しない → 長期投資で解決

 ・デメリット2:入金力 → 児童手当やお祝い金を使用

特に子供と一緒に投資の勉強ができるのはいいと思います。

例えば、私おすすめのオルカンではなく、どの銘柄に投資するか子供に選ばせてもいいんですね。

(もちろん親がある程度厳選した上でですが)

ある方のブログに子供と一緒に投資してることが書いてあります。(こちら)

このように子供と一緒にやっていくのが一番のメリットですね。

※投資は自己責任でお願いします。

それでは、ここまで読んでくれたあなたにハッピーがありますように!!

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