どーも、キッズダンクです。
みなさん、老後のお金に不安はありませんか。
2000万問題などあり、平均寿命も上がっており、なかなか不安が取れないですよね。
私も不安があったのですが、実際どれくらいかかるのかと計算してみたら、意外になんとかなると思い不安が少なくなりました。
というわけど、ざっくり計算してみます。
もくじ
平均寿命と健康寿命
まずは老後のお金を知るためには寿命を考える必要があります。
当たり前ですが、70歳まで生きるのと100歳まで生きるのでは用意するお金も変わってきます。
平均寿命

平均寿命はよく聞くのでわかりやすいですが、世の中の人たちがいつ死んだかというものを統計している寿命です。
2019年の日本人の平均寿命は女性が87.45歳、男性が81.41歳になっています。
徐々に伸びているので、私が死ぬときまで伸びている可能性があるので平均寿命は90歳として計算します。
参考記事はこちら
健康寿命

健康寿命とはいつまで生きるかではなく、いつまで健康でいられるか(自立した生活を送れる期間)です。
上の図を見ると約10年ぐらいは支援、介護が必要な期間があるということです。
こちらも徐々に伸びているので、健康寿命は80歳とします。
参考情報はこちら
老後のお金(支出)
老後のお金っていくらかかるのでしょうか。
私は単純に生活費用と介護費用に分かれると思っています。
生活費用
これは生命保険文化センターの生活保障に関する調査で結果がでてます。(FP3の教科書にも載ってました)
夫婦での生活費となります。
・老後の最低日常生活費:221,000円
・ゆとりある老後生活費:361,000円
参考情報はこちら(全体版の88-94ページぐらいにあります)
これだけ見ると誰だってゆとりある生活費がいいですよね。
ただ、最低でも221,000円あれば生活できると思うと年金や退職金があればなんとかなると思いました。
ちなみにゆとりある生活の内容は「旅行やレジャー」、「趣味や教養」、「日常生活費の充実」などがあります。
生活費は、ゆとりある生活費の361,000円とします。
介護費用
ここで言っている介護費用は自分が介護される側の費用となります。
自分が介護される場合、子供に費用出させますか?自分で出しますか?
私は自分で出したい(子供にせめてお金の負担はかけさせたくない)と思っています。
では一体いくらかかるのでしょうか。
アクサ生命の記事によると月々平均7.8万かかるそうです。
参考資料はこちら
ただ、これは自宅介護なども含んでいます。
もういっそ老人ホームに入れてほしいと個人的には思います。
老人ホームの費用はほんとうにばらつきがあります。

なんと先ほどの費用の二倍ぐらいはかかりますね。
ちなみに入居一時金の中央値と平均値の差がすごいことになっているのは富裕層向け施設があるからだそうです。
参考資料はこちら
ただこちらは夫婦ではなく、一人の費用なので倍にします。
こちらから介護費用は老人ホームの月額平均値15.5万×2人=310,000とします。
老後のお金(収入)
老後のお金の収入とはなんでしょうか。
簡単に言うと年金と退職金です。
年金


三井住友銀行のマネービバのサイトでは上記のように出てました。
私は共働きなので、年金は28.3万とします。
参考資料はこちら
退職金


りそなグループのサイトでは上記のように出てました。
私はこう見えて大企業勤務で大学卒+嫁さんは中小企業勤務の大学卒です。
22,895,000円+11,189,000円として、退職金は34,084,000円とします。
参考情報はこちら
結局、老後費用はいくら
以下の前提で計算してみます。
・65歳まで仕事(退職金+年金受給開始)
・66歳ー80歳までゆとりある生活
・81歳ー90歳まで介護生活
・90歳で死亡(夫婦ともに)
上記で計算してみます。
共働きの場合
・退職金:34,084,000円
・年金:283,000円×12か月×25年(65歳~90歳まで)
・ゆとりある生活費:361,000円×12ヶ月×15年(65歳~80歳まで)
・介護費用:310,000円×12ヶ月×10年(80歳~90歳まで)
さあ、結果は・・・
+16、804、000円
なんとプラスになりました。
これは65歳まで共働きしているのが大きいですね。
それでは片方が専業の場合はどうでしょうか。
片方が専業主婦(主夫)の場合
・退職金:22,895,000円
・年金:221,000円×12か月×25年(65歳~90歳まで)
・ゆとりある生活費:361,000円×12ヶ月×15年(65歳~80歳まで)
・介護費用:310,000円×12ヶ月×10年(80歳~90歳まで)
さあ結果は・・・
▲12、985、000円
約1300万用意する必要があります。
2000万問題などありましたが、意外にそこまでいかなかったですね。
ちなみに生活費を「ゆとりある生活費」ではなく、「最低日常生活費」に変えるとこうなります。
+12,215、000円
生活費をどこまでかけるか次第ですね。
老後のお金の不安
どうでしたでしょうか。
ざっくり計算ですが、実際計算してみると意外にシンプルです。
シンプルすぎて抜けている項目があると思います。
ただゆとりある生活費では以下の項目が考えられているので、けっこう乗り切れるかなと思います。
参考資料はこちら

老後の不安はこうやって計算してみると共働きなら問題ないかなと思いました。(もちろん個人差あります)
あくまで一般例なので、必ずしもこうなるとは思いませんが、少しはわかったのではないでしょうか。
漠然と不安がらず、しっかりと不安がりましょう。
それでは、キッズダンクでしたー!!